筒上山境界尾根から笹倉へ

 

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1,530m笹原ピークから筒上山を望む。

 5/12(日)にアケボノツツジを見に筒上山(1,860m)から愛媛・高知県境の尾根を笹倉まで下った。5年ぶり?回目、果たして路はどうなっているか。

 9:20に石鎚スカイラインの金山谷路側帯に車をデポし、路線バスに拾ってもらって土小屋へ。GW翌週でも登山者は多く、車も軽く50台以上は駐車している。9:50土小屋発、快晴。岩黒山巻道、筒上尾根道を辿って11:15筒上山頂に。暑い。途中の五葉つつじは、まだ新芽が芽吹いた段階で白花が堪能できるのは下旬頃かも。

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丸滝のアケボノツツジ

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筒上山頂からの石鎚山

 11:30笹倉への踏分道の笹の中へ入る。最初の岩場ミックスの下りは迷いやすく要注意なので、記憶を手繰りながら慎重に歩む。ここは前回、本来ルートと違う所に残置赤テープが見受けられたところで、自分の記憶と判断力が頼り。

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アケボノつつじの古木

 黄色の古いテープがほぼ正確に古えの道をトレースしていて敷設した見知らぬ登山者の実力に感謝だ。道自体は低い笹や枝類が繁り、人の歩いた跡もほぼ消えかけていて、今日も先行者はいないようだ。

 12:30プロトレックの標高は1,560m。岩稜帯を抜ける。筒上境界尾根南面直下のアケボノツツジ群落は、残念ながらほとんどが咲き初めで、ほんの少し早かった。

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ほぼ満開

  ここからは笹ブッシュが始まるので、スパッツ装着、手袋を替える。道はほぼ明瞭に稜線上を走り、涼風もあって小さなアップダウンも快適、ダイセンミツバツツジの紫が美しく、芽吹いたばかりのブナの新緑も輝いている。

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ダイセンミツバツツジ

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ブナの新緑

 13:40腰まで丈の伸びた1,530m笹原ピークで休憩。急降下の笹道を下って14:18茶枯れ気味の笹倉に着いた。この時間帯だともう人はいない、昔の静謐な雰囲気に戻っている。変わったのは一回り小さくなった外周と五葉松の大木が枯れ、倒壊したことくらいか。 ゆっくり休憩を取ってくつろぐ。

 

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笹倉

 さて、もうここからはハイウエイ。途中、数年前に一抱えもある太い枝が風で折れた大ブナに今年も挨拶する。

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大ブナ

 15:45金山谷のデポ車に戻る。アケボノツツジのピンクやブナの光る緑に加え、筒上山頂から先は一人だけの贅沢な時間を堪能させてもらった、日帰りの山旅も終了だ。

(追記)

 2020年5月下旬に再度、同ルートを下り、山頂直下から岩稜帯を抜けるまでの間のみ、古のルートに橙色のテープを設置した。古かった黄色テープも新調され、間違いの赤テープは撤去されていた。未だ存じ上げない、正確に黄色テープを設置された登山者に感謝します。

 ただ、岩稜帯を抜けるまでの間の笹の部分の踏み分け道は、ほとんど踏み跡がなくなっており、依然注意を要することに変わりはないことを申し添えます。